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福山市から来院|ソフトボールのピッチャー。ウィンドミルで痛めた肩が、日常生活の痛みもなくなるまで

今回は、当院にいただいたおハガキの中から、広島県福山市から来てくださった11歳の男の子の経過をご紹介します。ソフトボールでピッチャーをしていて、肩を痛めてしまった、という内容でした。

夕方のグラウンドでソフトボールのグローブを持って立つ子どもの後ろ姿の水彩イラスト

来院されたときの状態

おハガキには「ぼくはソフトボールでピッチャーをしています。ウィンドミルで2試合くらい投げてかたを痛めました」と書かれていました。

そのあとに「日常生活でも痛かったけど」と続きます。投げるときだけ痛い、という段階を通りこして、ふだんの生活の動作でも痛みが出ていたということになります。

お子さんの痛みは、プレー中だけの話で終わっているうちは、まわりからも見えにくいものです。日常の動作でも痛みが出るようになって、ようやく本人以外にも分かる形になります。

ウィンドミルという投げ方と、肩にかかる仕事量

ソフトボールのピッチャーは、腕を体の横で大きく一回転させて、下から投げます。風車という意味の名前のとおりの動きです。

この投げ方は、肩をとても大きな範囲で動かします。腕を高く上げたところから、体のうしろを通り、太ももの横まで一気に振り下ろす。そして、ボールを放す瞬間には、勢いのついた腕にブレーキをかけることになります。

一球ごとに、肩のまわりの筋肉は大きく伸ばされ、強く縮められています。1試合の球数を思えば、それが何十球と積み重なります。2試合くらい投げた、というのは、肩にとってはかなりの仕事量です。

しかも、小学生の年代は体ができあがっていく途中です。同じ球数でも、体にとっての重さは大人と同じではないと考えています。

当院が確認したこと、お伝えしたこと

当院では、痛いと言われたところをぐいぐい押したり、ボキボキ鳴らしたりはしません。さするようにやさしく触れて、ゆらしながら、こわばりがゆるむのを待ちます。痛めているところに強い刺激を加えると、体は守ろうとして、かえって力を入れてしまうことがあるからです。

とくにお子さんの場合、痛いことをされると身構えてしまいますし、次に来るのがこわくなります。痛くない施術であることは、大人よりむしろ大事なところだと思っています。

そして、肩が痛いからといって、肩だけを見るわけではありません。腕を大きく振る動きには、肩甲骨のまわりや背中、脇の下も一緒に働いています。痛むところのまわりと、そこに関係する筋肉を見きわめて施術していきます。

その後の経過

おハガキには「日常生活でも痛かったけど、施術してもらったらどんどん楽になっていって、今は全然いたくないです」と書いてくださいました。

「どんどん楽になっていって」という書き方に、経過がよく表れていると思います。一度ですべてが消えた、ではなく、受けるたびに少しずつ変わっていった。実際、体の変わり方はこの形になることが多いです。

本人が書いてくれた、これから

おハガキの最後には、こう書かれていました。「これからはピッチングフォームを見直してかたに負担がかからないようにするのと、先生に言われたケアを続けていきます」

11歳で、ここまで書ける。痛みが引いたら終わりではなく、同じことをくり返さないためにどうするかまで考えている。読んでいて、こちらが教わったような気持ちになりました。

痛みが引くことと、その動きにもう一度耐えられる状態になることは、必ずしも同じタイミングではやってきません。痛くなくなったからと、すぐに前と同じ球数を投げれば、また同じところに負担が集まっていきます。だからこそ、投げ方を見直すことと、家でのケアを続けることには意味があります。

院長 西山

院長・西山のコメント

成長期のお子さんがスポーツで痛めたところは、しばらく休ませれば一度は落ち着くことが多いものです。ただ、そのまま同じ使い方に戻れば、また同じところに負担が集まります。だから当院では、痛みを取ることと合わせて、家でできるケアもお伝えしています。当院には回数券がありませんし、次回の予約を無理におすすめすることもありません。変化を見ながら、通う回数はご本人とご家族に決めていただいています。肩の痛みについては肩こり・肩の痛みのページにもまとめています。

※ご紹介した内容はお客様ご本人の経過・感想であり、経過や感じ方には個人差があり、同じ結果をお約束するものではありません。おハガキでいただいた内容を、個人が特定されない形で再構成しています。強い腫れや熱感がある場合、腕が上がらない場合、しびれがある場合などは、先に医療機関での確認をおすすめします。

あちこち通っても良くならなかった方へ。こちらのページもお読みください。

お子さんのスポーツでの痛みも、相談だけで大丈夫です

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