倉敷|冬の厚手の上着で首と肩が重く感じる方へ
朝の冷え込みが増える十一月、倉敷でも厚手のコートや重ね着で出かける日が増えてきました。上着を着ると首の付け根が重い、肩まわりが動かしにくい、帰宅するころには背中まで張るように感じる方もおられます。今回は特定のお客様の症例ではありません。冬の服装と荷物を見直し、首肩への負担を減らす工夫をまとめます。
上着の重さだけで原因を決めつけない
日本整形外科学会の一般向け解説では、肩こりは首すじから肩、背中にかけて張る、凝る、痛むなどの感じを指し、首や背中が緊張する姿勢、長時間同じ姿勢を続けることなど、さまざまな背景があるとされています。また、肩こりのように感じても、頚椎や肩関節など別の疾患に伴うことがあるため、見た目や痛む場所だけでは判断できません。
厚手の上着を着た日だけ気になるのか、仕事中や運転中にも続くのか、腕を上げたときに痛むのかを整理しましょう。頭痛、吐き気、しびれ、力の入りにくさがないかも確認します。
首まわりを締めつけすぎない
防寒のためにタートルネック、マフラー、フード付きの上着を重ねると、首を動かす範囲が狭くなることがあります。服の組み合わせが悪いと決めつける必要はありませんが、首を左右へ向けにくいほど重ねている場合は、室内で一枚脱ぐ、軽い上着へ替える、マフラーをゆるめるなどで調整します。
上着を選ぶときは、肩をすくめなくても着られるか、腕を前へ出したときに背中が強く引っぱられないかを確認してください。痛みを我慢して無理に首を回したり、勢いをつけて伸ばしたりはしません。
バッグの持ち方も一緒に見直す
- コートの上から同じ側の肩へバッグを掛け続けていないか
- 荷物が増え、片側だけで長く持っていないか
- 車内や室内でも厚手の上着を着たまま同じ姿勢を続けていないか
- 寒さで肩をすくめた姿勢のまま歩いていないか
荷物は必要なものだけに分け、左右をときどき替えます。リュックを使う場合は両肩に掛け、ベルトを長くしすぎないようにします。帰宅後は同じ姿勢を続けず、腕を小さく動かす、入浴で温まるなど、心地よい範囲で休めてください。
医療機関を優先したい状態
早めに整形外科などへ相談してください
- 転倒やぶつけたあとから強く痛む
- 腕や手にしびれがある、力が入りにくい
- 腕を上げにくい、首をほとんど動かせない
- 強い頭痛、吐き気、めまい、発熱を伴う
- 休んでも痛みが続く、または日ごとに強くなる
これらがある場合は、整体より先に医療機関で状態を確認してください。診断や画像検査、薬などの判断は医療機関が行います。
当院で確認できること
医療機関で緊急性のある状態が否定され、日常動作での負担について相談したい場合は、当院でも首、肩甲骨まわり、背中、腕の動きや左右差を無理のない範囲で確認します。痛む場所を強く押し込んだり、上着だけを原因と決めつけたりはしません。
当院の考え方は肩こりの症状ページで紹介しています。夜の読書やスマートフォンで同じ姿勢が続く方は秋の夜の首肩についての記事も参考にしてください。
よくあるご質問
厚手の上着を着ると肩がこるのはなぜですか?
上着の重さだけで原因を決めることはできません。首や背中が緊張する姿勢、長時間同じ姿勢を続けること、荷物の持ち方など複数の条件を整理してください。
肩が重いときは温めてもよいですか?
はっきりしたけがや腫れ、熱感がなく、温めて心地よい範囲なら蒸しタオルや入浴を利用できます。痛みが増す場合は中止し、医療機関へ相談してください。
整体で肩こりの原因を診断できますか?
整体院では診断や画像検査はできません。強い痛み、しびれ、力の入りにくさなどがある場合は医療機関を優先してください。
※このページは、冬の厚手の上着や重ね着をしたときに感じる首と肩の重さについてまとめた一般向け情報です。当院は整体院であり、肩こりや首、肩の疾患の診断、画像検査、薬の判断は行いません。症状や経過には個人差があります。強い痛み、しびれ、力の入りにくさ、頭痛や吐き気などがある場合は医療機関へご相談ください。

院長・西山のコメント
冬は防寒を優先しながら、首を動かしにくい重ね方や片側へ偏る荷物を少し見直してみてください。痛みを我慢して強く伸ばす必要はありません。しびれや力の入りにくさ、続く強い痛みがある場合は医療機関での確認を優先しましょう。