倉敷|頭痛で相談する前にメモしておきたいことと受診の目安
頭痛が続くと、「どこへ相談すればよいのか」「何を伝えればよいのか」と迷うことがあります。今回は特定のお客様の症例ではありません。倉敷で頭痛にお困りの方へ、医療機関へ相談するときに役立つメモと、救急受診を優先したいサインをまとめます。
まず記録したい七つの項目
頭痛がある最中に詳しく説明するのは難しいものです。スマートフォンや手帳に、次の項目を短く残しておくと、診察時に経過を伝えやすくなります。
- いつ始まったか。急に始まったか、徐々に始まったか
- 頭のどこが痛むか。片側か、両側か、後頭部か
- どのような痛みか。脈打つ感じ、締め付ける感じなど
- どのくらい続き、何回くらい繰り返すか
- 動く、起き上がる、せき込むことで変化するか
- 吐き気、見え方や言葉の異常、しびれ、発熱などがあるか
- 飲んだ薬の名前、量、効き方、服用した日数
済生会の頭痛に関する公式情報でも、頭痛の性質、始まった時期、動作による変化、頭痛以外の症状、服用中の薬などを確認することが案内されています。
生活の中で一緒に残しておきたいこと
頭痛が起きた日の睡眠、食事、水分、月経、天候、仕事や家事の状況も、分かる範囲で記録します。「何時ごろ」「何をしていたとき」「どのくらい続いたか」を残すと、日ごとの違いを見比べやすくなります。ただし、記録だけで原因を決めつけることはできません。
突然の激しい頭痛は、整体より先に救急対応を
ためらわず119番へ連絡したいサイン
- 突然始まった、これまで経験したことのない激しい頭痛
- 見え方や言葉がおかしい
- 顔や手足の片側がしびれる、力が入りにくい
- 意識が低下する、失神する、けいれんがある
- 支えなしで立てないほど急にふらつく
これらは、くも膜下出血や脳卒中など緊急性の高い病気でみられることがあります。整体への相談より、救急対応を優先してください。総務省消防庁も、突然の激しい頭痛、ろれつが回りにくい、顔や手足の異常などがある場合は、ためらわず119番へ連絡するよう案内しています。判断に迷うときは、消防庁の全国版救急受診アプリ「Q助」も参考になります。
急ではなくても医療機関へ相談したい場合
頭痛がだんだん強くなる、回数が増える、薬を飲まないと我慢できない、いつもと違うと感じる場合は、早めに医療機関へ相談してください。五十代以降に初めて起きた頭痛、妊娠中や出産後の頭痛、頭をぶつけたあとの頭痛も確認が必要です。
受診先に迷う場合は、かかりつけ医、内科、脳神経内科、脳神経外科などへ相談できます。頭痛薬を週に何度も使っている場合は、自己判断で続けず、服用状況も含めて医師や薬剤師へ伝えてください。
首や肩のつらさが一緒にあるとき
頭痛と一緒に首や肩がつらくなることはありますが、首や肩の硬さだけが原因とは限りません。まず危険なサインや医療機関で確認すべき状態がないことが大切です。
医療機関で緊急性のある病気が否定され、首や肩の動かしにくさについて相談したい場合は、当院でも無理のない範囲で状態を確認します。首や肩に関する当院の考え方は肩こり・首のつらさのページをご覧ください。頭痛の診断や治療は行いません。
よくあるご質問
頭痛の相談では何を伝えるとよいですか?
始まった日時、痛む場所、強さ、続く時間、繰り返す回数、動いたときの変化、頭痛以外の症状、服用した薬をメモしておくと経過を伝えやすくなります。
頭痛で救急車を呼ぶ目安はありますか?
突然の激しい頭痛、言葉や見え方の異常、手足のしびれや力の入りにくさ、意識の低下などがある場合は、ためらわず119番へ連絡してください。
首や肩もつらい頭痛は整体へ相談してよいですか?
首や肩のつらさを伴う頭痛でも、まず危険なサインがないかを確認することが大切です。いつもと違う頭痛、繰り返す頭痛、悪化する頭痛は医療機関へ相談してください。
※このページは、頭痛について相談する前のメモと受診の目安をまとめた一般向け情報です。当院は整体院であり、頭痛の診断や治療、薬の調整、画像検査は行いません。症状には個人差があります。突然の激しい頭痛や神経症状がある場合は119番へ連絡し、繰り返す頭痛や悪化する頭痛は医療機関へご相談ください。

院長・西山のコメント
頭痛があるときに大切なのは、急いで整体の適応を決めることではありません。まず緊急性のある状態を見逃さず、必要な医療につながることです。メモは自己診断のためではなく、医師へ経過を正確に伝える助けとして使ってください。