倉敷の整体|秋の持久走練習で膝のお皿の下が痛む成長期の子へ
十月に入り、体育の授業や部活動で長い距離を走る機会が増える時期になりました。成長期のお子さんでは、走る距離が増えたあとに、膝のお皿の下が痛いと訴えることがあります。今回は特定のお子さんの症例ではありません。秋の持久走練習で膝のお皿の下が気になるとき、知っておきたいことをまとめます。
持久走練習の時期に、確認しておきたい変化
- 走り始めは平気でも、距離が伸びると膝のお皿の下が痛む
- 練習の翌朝、階段やしゃがむ動作で同じ場所が気になる
- 休むと落ち着くが、走り始めるとまた痛む
痛みが出る距離、速さ、翌朝の状態を確認すると、負担の増え方を整理しやすくなります。痛みを数字だけで聞くのではなく、歩けるか、階段を上り下りできるか、膝を曲げられるかも見てください。
成長期の膝に負担が集まりやすいと言われる理由
オスグッド病は、成長期の子どもにみられる膝の痛みの一つです。太ももの前にある筋肉は、膝のお皿を通って、すねの骨の上部につながっています。走る、跳ぶ、止まる動作を繰り返すと、その付着部が何度も引っぱられ、膝のお皿の下に負担が集まりやすいと言われています。成長期は骨が伸びる時期と筋肉や腱の柔軟性の変化が重なるため、以前と同じ運動量でも痛みが出ることがあります。
ただし、膝のお皿の下が痛いからといって、必ずオスグッドとは限りません。当院は診断や画像検査を行いません。状態の判断は、検査のできる医療機関で行われるものです。詳しくはオスグッドのページをご覧ください。日本整形外科学会もオスグッド病の情報を案内しています。
当院で確認すること
膝だけでなく、股関節、太もも、お尻、足首の動きと左右差を確認します。走る、しゃがむ、階段を上るなど、どの動きで気になるかもうかがいます。痛い場所を強く押したり、無理に曲げ伸ばしたりはせず、体が身構えない範囲で施術します。
体育祭の全校練習で運動量が増えた場合は体育祭練習と成長期の膝の記事、跳ぶ競技でお皿の下が痛む場合はジャンパー膝についての記事も参考にしてください。
練習の前後にできること
- 距離と速さを同時に増やさない。まず短い距離から始め、翌朝の状態も見ます。
- 走る前に体を温める。急に全力で走らず、歩く、軽く動かす時間を作ります。
- 痛みが出る地点を記録する。何周目か、坂道か、走った翌朝かを残すと相談しやすくなります。
- 靴底の減り方を見る。片側だけ大きく減っていないか、足に合わなくなっていないかを確認します。
- 痛む場所を強くもまない。熱っぽさや腫れがあるときは、練習を止めて医療機関へ相談してください。
こういうときは、整体より先に医療機関へ
- 強い腫れや熱感がある
- 体重をかけられない、歩き方が大きく変わった
- 転倒や衝突など、はっきりしたケガがきっかけ
- 膝を伸ばせない、曲げられない
- 安静にしていても痛む、日ごとに強くなる
学校の先生や保護者にも伝え、必要に応じて整形外科などへ相談することが大切です。
よくあるご質問
膝のお皿の下が痛ければ、必ずオスグッドですか?
いいえ。似た場所に痛みが出る状態はほかにもあります。整体院では診断や画像検査ができないため、強い痛みや腫れがある場合は整形外科などで確認してください。
痛みがあっても持久走練習を続けてよいですか?
痛みの強さや歩き方、腫れの有無によって判断が変わります。痛みを我慢して距離を重ねず、学校の先生や保護者に伝え、必要に応じて医療機関へ相談してください。
成長が止まるまで我慢するしかありませんか?
我慢だけを続ける必要はありません。運動量を調整し、痛みが出る動作を確認しながら、医療機関や学校と相談して無理のない進め方を考えることが大切です。
※このページは、秋の持久走練習で膝のお皿の下が痛む成長期のお子さんについて、一般的な考え方をまとめたものです。当院は整体院であり、診断や治療、画像検査は行いません。経過や感じ方には個人差があり、同じ結果をお約束するものではありません。強い腫れや熱感、体重をかけられない痛み、はっきりしたケガ、安静時の痛みがある場合は、まず医療機関での確認をおすすめします。
長く続く膝の痛みで迷っている方へ。こちらのページもお読みください。

院長・西山のコメント
持久走は学校で行うため、自分だけ距離を減らしたいと言い出しにくいことがあります。痛みを我慢できるかではなく、走ったあとや翌朝にどう変わるかを見てください。当院では何回で楽になると最初からお約束せず、今の動きを確認し、整体でできることと医療機関を優先したい状態を正直にお伝えします。