倉敷の整体|体育祭の全校練習が始まる時期、成長期の子の膝のお皿の下の痛み(オスグッド)
九月も半ばを過ぎ、倉敷市や総社市、早島町、浅口市、岡山市の小中学校では、体育祭に向けた全校練習が始まる時期です。大縄跳び、色別対抗リレー、ダンス、開閉会式の入退場の行進など、運動部に入っていない生徒も含めて全員が対象になる練習が、数週間にわたって続きます。今回は特定の症例ではなく、この時期に膝のお皿の下がつらくなりやすいと言われる理由と、当院の考え方をまとめます。
この時期に、膝のことでうかがうお話
- 大縄跳びの練習を重ねるうちに、膝のお皿の下が痛むようになった
- リレーのバトンパス練習でダッシュをくり返し、膝に痛みが出た
- ダンスの振り付けでしゃがむ・跳ぶ動作をくり返すうち、膝に違和感が出た
- ふだん運動部に入っていない子が、体育祭の練習期間だけ急に膝が痛み出した
- 練習が数週間続くうちに、階段の上り下りでも膝が痛むようになった
いずれも、ご相談としてよくうかがうお話です。すべての方に当てはまるわけではありませんが、体育祭の練習期間に重なりやすいこととして知っておいていただければと思います。
体育祭の練習で膝に負担が集まりやすいと言われている理由
成長期は骨の伸びに筋肉や腱の柔軟性が追いつきにくい時期で、太ももの前の筋肉がつながる膝のお皿の下(脛骨粗面)に、ジャンプやダッシュ、しゃがみ立ちのくり返しで負担が集まりやすいと言われています。体育祭の練習は運動部の生徒だけでなく全員が対象になるため、ふだん運動する習慣がない子ほど、急な運動量の増加に体がついていきにくいとも言われています。しかも練習期間は数週間にわたって続き、部活動のように休みを調整しにくい面もあります。二学期に入って部活動そのものが本格化する時期の膝の痛みについてはこちらの記事にもまとめていますので、あわせてご覧ください。もちろんこれは診断ではなく、練習がきっかけに見えても、その前からの体の使い方や、いくつかの条件がたまたま重なっただけのこともあります。
オスグッドについて整体に言えることと言えないこと
オスグッドは、成長期の膝のお皿の下に起こりやすいと言われる症状の呼び名です。当院は整体院ですので、診断や画像検査はできませんし、レントゲンなどで骨の状態を確認できるのは医療機関だけです。「練習のやり方が悪かったからです」と決めつけることもしません。当院にできるのは、日常の負担を減らせないかを一緒に考えることです。オスグッド全般についてはオスグッドのページにまとめています。
当院が膝をみせていただくときに確認していること
膝のお皿の下が痛むときでも、膝だけを見ることはしません。股関節の動き、太ももの前後の張り、お尻や足首の状態、そして左右差を確認します。しゃがむ、跳ぶ、走るといった、どの動きでつらくなるのかも見せていただきます。そのうえで、患部のまわりと関連する筋肉を見きわめて施術します。骨を強く鳴らしたり、痛いところを強く押し込むようなことはしません。体育祭本番までに何とかしたいというご相談も多いのですが、当院は完全予約制です。強く痛むときは、いきなりお越しいただくより、先にLINEか電話で今の状態をお聞かせいただくほうが、来ていただける状態か、まず医療機関の受診が先かを含めて無理のない案内ができます。新人戦シーズンの膝のお皿の下の痛みについてはこちらの記事もあわせてご覧ください。
練習の前・練習中・あとにできること
- 練習前に太もも前面と股関節をゆっくり動かす。反動をつけず、じっくり伸ばしてから練習に入ってください。
- ジャンプやダッシュを一度に増やさない。途中で休憩を挟み、同じ動きを続けすぎないようにしてください。
- しゃがむ動作が多い日は、正座やあぐらを長時間続けない。膝を深く曲げた状態を続けないようにしてください。
- 膝が痛むときは、テーピングやサポーターに頼りきらず無理をしない。痛みをかばいながら練習を続けると、他の部位に負担が移ることもあります。
- 練習後、腫れや熱っぽさがあれば冷やす。お風呂で温めるかどうか迷うときは、無理に温めないでください。
- 強い痛みを我慢して練習を続けない。本番が近いほど無理をしたくなりますが、まず状態を確認することを優先してください。
こういうときは、整体より先に医療機関へ
- 膝のお皿の下が腫れて、熱を持っている
- 押すと激しく痛む、歩くのもつらい
- 正座や階段の上り下りが全くできない
- 練習を休んでも痛みが引かない、日ごとに強くなっている
- 片膝だけでなく、両膝に急に強い痛みが出た
これらは早めの対応が必要と言われている状態です。迷われたときは、まずかかりつけの整形外科などにご相談ください。当院にお越しいただいた場合も、受診が必要だと感じたときは、無理に施術へ引っ張らずそのままお伝えしています。
※このページは、体育祭に向けた全校練習をきっかけに起こりやすい、成長期の膝のお皿の下のつらさについての一般的な考え方をまとめたものです。当院は整体院であり、診断や治療、画像検査は行いません。経過や感じ方には個人差があり、同じ結果をお約束するものではありません。膝のお皿の下が腫れて熱を持っている、押すと激しく痛む、正座や階段の上り下りが全くできない、数日たっても変わらない場合は、まず医療機関での確認をおすすめします。
あちこち通っても良くならなかった方へ。こちらのページもお読みください。

院長・西山のコメント
体育祭の練習期間は、運動部に入っていない子も含めて、学校全体の運動量が一気に増える時期です。ふだん運動する習慣がない子ほど、大縄跳びやリレー、ダンスの練習で膝のお皿の下に負担を感じやすいと言われています。何回で楽になりますと最初からお約束することはできませんが、まず一回の施術で今の膝の状態を確認し、日常で気をつけられること、医療機関の受診を優先していただきたい状態かどうかまで、正直にお伝えします。当院は回数券を置いていませんし、次回の予約もこちらからはおすすめしません。オスグッドについての考え方はオスグッドのページ、二学期に部活動が本格化する時期についてはこちら、新人戦シーズンの膝のお皿の下の痛みはこちらにまとめています。