倉敷の整体|衣替えで押し入れの収納ケースを出し入れして、膝がつらくなった方へ
九月も半ばを過ぎ、朝晩はずいぶん涼しくなりました。衣替えの季節に入り、夏物をしまって秋冬物や厚手の掛け布団を出すため、押し入れやクローゼットの下段、ベッド下から衣装ケースや布団袋を引き出す作業が増える時期です。倉敷市周辺では、総社市、早島町、浅口市、岡山市からお越しになる方もいらっしゃいます。今回は特定の症例ではなく、以前病院で半月板を痛めていると言われたことがある方が、この時期にしゃがんで収納ケースを出し入れする動作をきっかけに膝のつらさを感じやすいと言われる理由と、当院の考え方をまとめます。
この時期に、半月板と言われたことがある方からうかがうお話
- 押し入れの下段から衣装ケースを引き出そうとしゃがんだときに、膝が引っかかる感じがした
- 重い布団を収納ケースから持ち上げて体をひねったときに、膝の内側がズキッとした
- クローゼットの奥の物を取ろうと中腰の姿勢を続けたあと、膝が抜けるような感じが残った
- しゃがんだ姿勢から立ち上がるときに、膝が引っかかって怖くなった
- 夏の間は歩く機会やしゃがむ機会が減っていたので、急にこうした動きが増えて膝に違和感が出た
いずれも、ご相談としてよくうかがうお話です。すべての方に当てはまるわけではありませんが、衣替えの時期にしゃがむ・中腰になる機会が増えることに重なりやすいこととして知っておいていただければと思います。
しゃがむ・中腰の動作で、膝に負担が集まりやすいと言われている理由
収納ケースの出し入れは、押し入れの下段やベッド下など低い場所での作業が多く、しゃがんだ姿勢や中腰の姿勢を続けることになります。膝を深く曲げた状態で体重を支えたり、そこにひねりが加わったりすると、膝のクッションの役割をしている半月板に負担が集まりやすいと言われています。夏のあいだ歩く量やしゃがむ機会そのものが減っていた方ほど、急にこうした動きが増えると、膝が身構える間もなく負担が集中することがあると言われています。もちろんこれは診断ではありません。衣替えの作業がきっかけに見えても、その前からの使い方や、いくつかの条件がたまたま重なっただけのこともあります。
半月板と言われた膝の痛みについて、整体に言えることと言えないこと
半月板の状態を判断できるのは、検査を行った医療機関だけです。当院は整体院ですので、診断も画像検査もできませんし、「しゃがみ方が悪かったからです」と決めつけることもしません。手術をすすめられて迷っておられる方、手術するほどではないと言われて経過を見ている方、どちらの場合も、当院にできるのは、その外側で日常の負担を減らせないかを一緒に考えることです。涼しくなって歩く量が急に戻る時期の膝の痛みについてはこちらの記事にもまとめましたので、あわせてご覧ください。
当院が膝をみせていただくときに確認していること
収納ケースの出し入れで気になる膝の痛みでも、膝だけを見ることはしません。股関節の動き、太ももの前後の張り、お尻の筋肉の状態、足首の硬さ、そして左右差を確認します。しゃがむ、立ち上がる、ひねるといった、どの動きでつらくなるのかも見せていただきます。そのうえで、患部のまわりと関連する筋肉を見きわめて施術します。骨を強く鳴らしたり、痛いところを強く押し込むようなことはしません。膝の痛み全般については膝痛のページ、半月板と言われた方への考え方は半月板損傷のページにまとめています。
なお当院は完全予約制です。しゃがんだ直後から膝が伸ばせない、強い腫れがあるといったときは、いきなりお越しいただくより、先にLINEか電話で今の状態をお聞かせいただくほうが、来ていただける状態か、まず医療機関の受診が先かを含めて無理のない案内ができます。
収納ケースを出し入れする前・出し入れするとき・あとにできること
- できれば一人で運ばない。重い布団ケースや大きな衣装ケースは、家族に手伝ってもらうなど、分担できるところは分担してください。
- しゃがむときは膝だけでなく股関節も曲げて、ケースを体に近づけてから持ち上げる。膝だけで体重を支えようとすると、負担が大きくなると言われています。
- 低い位置の作業が続くときは、ときどき立ち上がって脚を伸ばす。同じしゃがんだ姿勢を続けないようにしてください。
- 踏み台やキャスター付きの台を使う。しゃがむ回数そのものを減らすことができます。
- 一度に作業を終わらせようとせず、何回かに分けて進める。
- 作業のあと膝を冷やしたままにしない。エアコンを止める必要はありませんが、冷えた風が当たり続けないようにしてください。
こういうときは、整体より先に医療機関へ
- 強い腫れや熱感がある
- 膝を伸ばせない、曲げられない
- 体重をかけるのがつらい
- 転んだ、ひねったなど、はっきりしたケガがきっかけ
- 数日たっても変わらない、日ごとに強くなっている
これらは早めの対応が必要と言われている状態です。迷われたときは、まずかかりつけの整形外科などにご相談ください。当院にお越しいただいた場合も、受診が必要だと感じたときは、無理に施術へ引っ張らずそのままお伝えしています。
※このページは、衣替えの季節に押し入れやクローゼットの収納ケースを出し入れしたことをきっかけに起こりやすい、半月板と言われた方の膝の痛みについての一般的な考え方をまとめたものです。当院は整体院であり、診断や治療、画像検査は行いません。経過や感じ方には個人差があり、同じ結果をお約束するものではありません。強い腫れや熱感がある、膝を伸ばせない曲げられない、体重をかけるのがつらい、はっきりしたケガがきっかけの場合、数日たっても変わらない場合は、まず医療機関での確認をおすすめします。
あちこち通っても良くならなかった方へ。こちらのページもお読みください。

院長・西山のコメント
衣替えの時期は、ふだんしゃがむ機会が少ない方ほど油断しやすい作業です。以前半月板を痛めたと言われて症状が落ち着いていた方も、この時期の収納作業がきっかけで膝のつらさが戻ることがあります。何回で楽になりますと最初からお約束することはできませんが、まず一回の施術で今の膝の状態を確認し、日常で気をつけられること、医療機関の受診を優先していただきたい状態かどうかまで、正直にお伝えします。当院は回数券を置いていませんし、次回の予約もこちらからはおすすめしません。半月板と言われた方への考え方は半月板損傷のページに、涼しくなって膝の相談が増える時期についてはこちらにまとめています。