倉敷の整体|夏のサンダルと裸足のあと、朝の一歩目でかかと・足の裏が痛む方へ
倉敷でも、朝晩の空気が少しだけやわらぐ日が出てきました。この夏はサンダルで過ごしたり、家の中では裸足のままだったりと、足元がいつもと違う数か月を過ごされた方が多いと思います。この時期になると、朝起きて最初の一歩でかかとや土踏まずが痛む、というご相談が増えてきます。今回は症例ではなく、足の裏の痛みについて、当院が普段お伝えしていることをまとめます。
夏の終わりに足の裏の痛みが増えるのは、足元の事情が重なるからです
足の裏には、かかとから指の付け根に向かって、幕のように張っている組織があります。歩くたび、地面を蹴るたびに引っぱられて働いているところです。ここに負担が積み重なると、かかとの内側や土踏まずに痛みが出ることがあり、足底筋膜炎と呼ばれることがあります。
この季節に多いと感じるのは、いくつかの事情が重なるからです。夏のあいだはサンダルやスリッパ、家では裸足で過ごす時間が長くなり、足を支える面がふだんより少なくなります。暑さで歩く量が減っていた方が、涼しくなってきて急に歩きはじめたり、運動を再開したりします。そこへ、夏の疲れが抜けきらないまま、足首やふくらはぎの硬さが残っていることが重なります。
お盆の帰省や旅行で、ふだんより長い距離を歩いた、というお話もよくうかがう時期です。
朝の一歩目が痛い、というお話でよくうかがうこと
足の裏の痛みでご相談いただくとき、次のようなお話をうかがうことが多くあります。
- 起きて最初の数歩が痛く、歩いているうちに軽くなる
- しばらく座っていて立ち上がるときに、また痛む
- 夕方になると、痛みがまた戻ってくる
- かかとの内側、あるいは土踏まずを押すと痛い
歩いているうちに軽くなるので、そのまま様子を見てしまう方が多いところです。ただ、痛みが出たり引いたりをくり返しているあいだも、足には毎日体重がかかり続けています。かかとや土踏まずの痛みについては足底筋膜炎のページにまとめていますので、あわせてご覧ください。
当院がみせていただくときに、確認していること
足の裏が痛いというご相談でも、足の裏だけを見ることはしません。足首がどのくらい動くか、ふくらはぎの硬さはどうか、足の指が地面をとらえられているか、膝や股関節のまわりが硬くなっていないか、そして左右で違いが出ていないかを確認します。かばって歩き方が変わっていないかも見せていただきます。そのうえで、患部のまわりと関連する筋肉を見きわめて施術します。
足首が硬いままだと、歩くたびに足の裏が余分に引っぱられることになります。ふくらはぎのつっぱりが関係していることも多く、この時期のふくらはぎについてはこむら返りの記事にも書きました。かばっているうちに膝や腰へ負担が移ることもありますので、膝の痛みのページもご参考にしてください。
ご家庭でできること
特別なことは必要ありません。この時期に気をつけていただきたいのは、次のようなことです。
- 家の中でも、足の裏を支えるものをはく。裸足の時間が長い方ほど、室内ばきを一足用意するだけで負担の集まり方が変わります。
- 涼しくなってからの再開は、量を一気に戻さない。歩く距離も運動時間も、少しずつ増やしていくほうが足はついてきてくれます。
- ふくらはぎと足首を、ゆっくり動かしておく。反動をつけて強く伸ばす必要はありません。足首をゆっくり回す、つま先を軽く上下させる程度で十分です。
- 湯船につかる日をつくる。暑い時期はシャワーだけになりがちですが、足元が冷えている方ほど、ぬるめのお湯につかる日をつくっていただきたいです。
- 痛いところを強く押しすぎない。硬いもので強くぐりぐりすると、かえって痛みが長引くことがあります。
痛みが出はじめて日が浅いほど、毎日の負担を少し減らすだけで変わることもあります。何か月も我慢してから、と思わないでください。
こういうときは、整体より先に医療機関へ
かかとや足の裏の痛みは、足の使いすぎだけで起こるとはかぎりません。次のような場合は、整体よりも医療機関でみてもらうことを優先してください。
- 転んだ、高いところから降りたなど、はっきりしたきっかけのあとに痛くなり、体重をかけられない
- かかとに強い腫れ、熱っぽさ、赤みがある
- 足にしびれがある。指に力が入らない
- 安静にしていても痛む。夜、寝ているときにも痛む
- 糖尿病などで足の感覚が鈍いと言われている
当院は整体院ですので、診断も画像検査もできません。お越しいただいたときにも、受診が必要だと感じた場合は、無理に施術へ引っ張らずそのままお伝えしています。足のしびれについては坐骨神経痛のページもご覧ください。
※このページは、かかとや足の裏の痛みについての一般的な考え方をまとめたものです。経過や感じ方には個人差があり、同じ結果をお約束するものではありません。強い腫れや熱っぽさがある、体重をかけられない、しびれや力の入りにくさがある、安静にしていても痛むといった場合は、まず整形外科などでの受診をおすすめします。
あちこち通っても良くならなかった方へ。こちらのページもお読みください。

院長・西山のコメント
朝の一歩目が痛いというお話は、この時期にほんとうによくうかがいます。歩いているうちに軽くなるので、しばらく我慢されてから来られる方が多いところです。何回でこうなりますと最初からお約束することはできません。そのかわり、いまどこに負担が集まっているのか、家でできることは何かを、その日にお伝えします。秋に向けてウォーキングや運動を考えておられる方は、痛みが小さいうちに一度みせてください。