倉敷の整体|新米の重い米袋を持ち上げて、ヘルニアの腰や脚が痛んだ方へ
岡山県内でも稲刈りが進み、新米が各家庭に届く季節になりました。倉敷市周辺では、実家や親戚から届いた米、農協や直売所で受け取った米袋を、車のトランクから降ろしたり、玄関先から台所まで運んだりする機会が増える時期です。当院には倉敷市のほか、総社市、早島町、浅口市、岡山市からお越しになる方もいらっしゃいます。今回は特定の症例ではなく、病院で椎間板ヘルニアと言われたことがある方が、この時期に米袋を持ち上げたことをきっかけに腰や脚のつらさを感じやすいと言われる理由と、当院の考え方をまとめます。
この時期に、ヘルニアと言われたことがある方からうかがうお話
- 新米の重い袋を持ち上げた拍子に、以前ヘルニアと言われた腰のあたりがズキッとした
- 車のトランクから米袋を降ろすときに、お尻から脚にかけての痛みやしびれが強まった
- 実家から届いた米を運ぶのを手伝ったあと、しばらく腰が抜けるような感じが続いた
- 症状が落ち着いていたので油断していたら、米袋を運んだ日から歩くのがつらくなった
- 手術はしないまま様子を見ていて、この時期になると「またぶり返すのでは」と気になる
いずれも、ご相談としてよくうかがうお話です。すべての方に当てはまるわけではありませんが、新米の季節に重い荷物を持ち上げる機会が増える時期に重なりやすいこととして知っておいていただければと思います。
重い米袋を持ち上げる動作で、負担が集まりやすいと言われている理由
米袋は10kgや30kgなど重さがまとまっていて、しかも玄関先や車の荷台など、かがんだ姿勢のまま持ち上げることが多いものです。前かがみのまま持ち上げると、腰、とくに背骨のあいだにある椎間板に強い圧力がかかりやすいと言われています。ふだん重い物を持つ機会が少ない方ほど、その場だけ昔のような感覚で一気に持ち上げてしまい、腰が身構える間もなく負担が集中することがあると言われています。もちろんこれは診断ではありません。米袋を運んだことがきっかけに見えても、その前からの疲れや、いくつかの条件がたまたま重なっただけのこともあります。
ヘルニアと言われた腰や脚の痛みについて、整体に言えることと言えないこと
椎間板ヘルニアという診断も、いまの痛みやしびれの原因を判断することも、検査を行った医療機関にしかできません。当院は整体院ですので、診断も画像検査もできませんし、「持ち方が悪かったからです」と決めつけることもしません。手術をするかどうか迷っておられる方、手術するほどではないと言われて経過を見ている方、どちらの場合も、当院にできるのは、その外側で日常の負担を減らせないかを一緒に考えることです。以前、ヘルニアと言われたあとの向き合い方についてこちらの記事にもまとめましたので、あわせてご覧ください。
当院が腰や脚をみせていただくときに確認していること
米袋を運んだあとの腰の痛みでも、腰だけを見ることはしません。お尻の筋肉の状態、股関節の動き、太ももの前後の張り、背中や足首の硬さ、そして左右差を確認します。前かがみになる、荷物を持ち上げる、しゃがむといった、どの動きでつらくなるのかも見せていただきます。そのうえで、患部のまわりと関連する筋肉を見きわめて施術します。骨を強く鳴らしたり、痛いところを強く押し込むようなことはしません。お尻から脚にかけてのしびれが気になる方は坐骨神経痛のページ、腰の痛み全般については腰痛のページもあわせてご覧ください。稲刈りや草取りなど秋の農作業と腰についてはこちらの記事にもまとめています。
なお当院は完全予約制です。持ち上げた直後から動けないほどつらい、脚のしびれが強いといったときは、いきなりお越しいただくより、先にLINEか電話で今の状態をお聞かせいただくほうが、来ていただける状態か、まず医療機関の受診が先かを含めて無理のない案内ができます。
米袋を運ぶ前・運ぶとき・運んだあとにできること
- できれば一人で運ばない。家族に手伝ってもらう、配達や宅配を頼むなど、分担できるところは分担してください。重さのある米袋を無理に一度で運ぼうとしないでください。
- 持ち上げるときは膝を曲げて、荷物を体に近づけてから。前かがみのまま腕だけで持ち上げると、腰への負担が大きくなると言われています。
- キャリーカートや台車を使う。玄関から部屋まで運ぶだけでも、抱えて歩くより負担が減ると言われています。
- 一度に運ぶ量を減らす。小分けにして何度かに分けるほうが、一回あたりの負担は小さくなります。
- 持ち上げる前に、腰やお尻を軽く動かしてから始める。体が急な動きに身構える時間をつくることになります。
- 運んだあと腰やお尻を冷やしたままにしない。エアコンを止める必要はありませんが、冷えた風が当たり続けないようにしてください。
こういうときは、整体より先に医療機関へ
- 脚に力が入らない、つまずくようになった
- しびれが強い、または急に広がってきた
- 排尿や排便に異常がある(出にくい、我慢できない)
- 安静にしていても痛む。夜、寝ているときにも痛みやしびれが強い
- 数日たっても変わらない、日ごとに強くなっている
これらは早めの対応が必要と言われている状態です。迷われたときは、まずかかりつけの整形外科などにご相談ください。当院にお越しいただいた場合も、受診が必要だと感じたときは、無理に施術へ引っ張らずそのままお伝えしています。
※このページは、新米の季節に重い米袋を持ち上げたことをきっかけに起こりやすい、ヘルニアと言われた方の腰や脚の痛みについての一般的な考え方をまとめたものです。当院は整体院であり、診断や治療、画像検査は行いません。経過や感じ方には個人差があり、同じ結果をお約束するものではありません。脚に力が入らない、しびれが強い、排尿や排便に異常がある、安静時の痛みや夜間の痛みがある場合、数日休んでも変わらない場合は、まず医療機関での確認をおすすめします。
あちこち通っても良くならなかった方へ。こちらのページもお読みください。

院長・西山のコメント
新米の季節は、ふだん重い物を持たない方ほど油断しやすい時期です。以前ヘルニアと言われて症状が落ち着いていた方も、この時期の米袋がきっかけで痛みが戻ることがあります。何回で楽になりますと最初からお約束することはできませんが、まず一回の施術で今の腰や脚の状態を確認し、日常で気をつけられること、医療機関の受診を優先していただきたい状態かどうかまで、正直にお伝えします。当院は回数券を置いていませんし、次回の予約もこちらからはおすすめしません。ヘルニアと診断された方への考え方はヘルニアのページに、以前まとめた記事はこちらにございます。