倉敷の整体|膝の半月板損傷で1年間悩まれた方。4回でバスケットが痛みなくできるまでの経過
今回は、Googleマップにいただいたクチコミをご紹介します。いただいた内容を、個人が特定されない形で再構成しています。
「膝の半月板損傷で、1年間痛みに悩まされました」
いただいたクチコミには、こう書かれていました。そのあとに、4回の施術でほとんどの痛みが緩和したこと、痛みのせいでベストの状態でプレーできなかったバスケットが、今では痛みが全く出ず、痛みがなかった時のようにプレーできていることが続いていました。
読んでいて、いちばん考えさせられたのは、1年間、という言葉のほうでした。
やめるでもなく、良くするでもない時間が、いちばん長くなりやすい
スポーツを続けておられる方の膝の痛みには、少しやっかいなところがあります。まったくできないわけではない、という段階が長く続きやすいことです。
走ることもできないほどであれば、その時点で練習を離れて、どうにかしようと動きます。ところが、痛みはあるけれど試合には出られる、という状態だと話が変わります。休むほどではない、と自分に言い聞かせれば続けられてしまいますし、周りから見れば、普通にプレーしているように見えます。
そうして続けているうちに、痛みがある状態のほうが自分の当たり前になっていきます。1年という時間は、そうやって過ぎていきます。日ごとに悪くなっていく痛みよりも、この形のほうが、相談する日を決めにくいのではないかと思っています。
「ベストの状態でプレー出来なかった」という一行について
この方は、痛みのせいでベストの状態でプレー出来なかった、と書いておられました。短い一行ですが、競技をされている方の痛みの本当のところが表れていると思います。
できたかできなかったかで言えば、できてはいたのだと思います。それでも、あと一歩を踏み込みきれない、着地で力を抜いてしまう、その日の動きが自分の中の合格点に届かない。この差は、本人にしか分かりません。人に話しても、痛いなら休めばいいのに、と言われて終わってしまうこともあります。
ですので当院では、痛みが10のうちいくつですか、という聞き方だけで済ませないようにしています。どの動きで気になるのか、どこで力を抜いてしまうのか。そこを一緒に確認していくほうが、体の状態がよく分かります。
半月板は膝のクッション。傷の程度と痛みの出方は、いつも同じではありません
半月板は、太ももの骨とすねの骨のあいだにある、C字型をした軟骨です。体重を受けたときの衝撃をやわらげ、膝が安定して動けるようにしています。ここを傷めると、体重をかけたとき、ひねったとき、深く曲げたときなどに痛みが出やすくなります。
ただ、検査で傷んでいることが分かっている場合でも、痛みの出方は方によって違います。似たような状態でも、日常では気にならないという方もおられますし、動くたびにつらいという方もおられます。半月板そのものだけで痛みの大きさが決まっているわけではない、ということです。
ですので当院では、膝の中だけに目を向けるのではなく、膝にそれだけの負担が集まっている理由を、膝の外にも探していきます。当院の考え方は半月板損傷のページにまとめていますので、あわせてお読みください。
バスケットの動きと、膝にかかるねじれ
バスケットは、まっすぐ走る動きよりも、止まる、切り返す、跳んで着地するという動きが多い競技です。この3つは、いずれも膝にねじれの力がかかりやすい動きです。
膝は、股関節と足首にはさまれた真ん中の関節です。曲げ伸ばしは得意ですが、ひねる動きにはあまり向いていません。ですので、足首が硬くて踏み込みの衝撃を吸収しきれなかったり、股関節が動きにくくて体の向きを変えきれなかったりすると、その足りない分を膝がねじれで肩代わりすることになります。
一回であれば何でもない動きでも、練習と試合で毎日くり返されれば、負担は膝の同じところに集まっていきます。ですので当院では、痛むところだけをさわるのではなく、患部のまわりと、そこに関連する筋肉を見きわめて施術します。膝の痛み全般については膝痛のページに、スポーツをする子どもの膝については野球をしていた小学生の記事にも書いています。
「痛みがなかった時のように」と書けるところまで
この方は、今では痛みが全く出ず、痛みがなかった時のようにプレーできています、と書いてくださいました。痛みが減りました、ではなく、痛みがなかった時のように、という書き方をされたところが、読んでいてうれしいところでした。
痛みが引いたあとも、動きのほうがすぐには戻りきらないことがあります。かばっていた期間が長いほど、体はその動き方を覚えていて、痛くないはずなのに思いきり踏み込めない、という状態が残ることがあります。この方が、痛みがなかった時のように、と書けたのは、そこまで戻れたということだと思います。
4回という回数について
4回の施術でほとんどの痛みが緩和した、と書いてくださっていますが、何回で変わるかは、受けてみないと分かりません。痛めてからの時間、負担のかかり方、競技をどれだけ休めるかによって、経過は変わります。2回、3回とかかる方もおられますし、思うような変化を出せないこともあります。
だから当院は回数券を置いていませんし、次回の予約をおすすめする営業もしていません。料金の考え方についてはなぜ一律7,000円なのかに書いています。半月板を痛めて手術という選択肢が頭をよぎった方の例としては、広島県福山市から来てくださった方の記事もあります。
※ご紹介した内容は、いただいたクチコミを個人が特定されない形で再構成したものです。経過や感じ方には個人差があり、同じ結果をお約束するものではありません。膝が引っかかって伸ばせない、急に力が抜けて崩れる、強い腫れや熱感がある、体重をかけられない痛みがあるといった場合は、まず整形外科などでの受診をおすすめします。
あちこち通っても良くならなかった方へ。こちらのページもお読みください。

院長・西山のコメント
競技を続けながら痛みを抱えておられる方は、やめるか続けるかの二つで考えてしまいがちです。ですが、その手前に、今どこに負担が集まっているのかを一度確認する、という選択肢があります。1年我慢されたことを、私は責めるつもりはまったくありません。プレーできてしまう状態のほうが、相談する日を決めにくいものだと思っています。同じスポーツをやられていて怪我に悩まされている方にすすめたい、と書いてくださったことが、いちばんありがたかったです。