倉敷の整体|サッカーの練習中にオスグッド。屈伸ができなかった女の子と、2週間後の「念のため」の一回
今回は、Googleマップにいただいたクチコミをご紹介します。いただいた内容を、個人が特定されない形で再構成しています。
屈伸ができないぐらい痛がっておられました
サッカーをしているお子さんが、練習の最中にオスグッドになられました。病院を探しておられたところ、当院をご紹介いただいて来られています。
みせていただいた時点では、屈伸ができないぐらい痛がっている状態でした。オスグッドは、膝のお皿の下あたりに痛みが出ることが多い状態です。しゃがむ、膝を深く曲げるという動きでいちばん出ますので、屈伸がつらいというのは、そこがかなり過敏になっているということだと考えています。
施術を受けていただいたあと、その場で屈伸ができるようになられました。翌日からサッカーの練習ができるようになり、試合をしても大丈夫だった、と書いてくださっています。そしてそのあと2週間ふつうに練習をされて、念のためにもう一度みせに来られました。そのときは、もう大丈夫でしょう、とお伝えしています。
みせていただいた時点で、見立てを先にお伝えしています
クチコミの中に、みているときに「このぐらいだったら期待しといてください」と言われた、と書いてくださっていました。これは、当院がいつもしていることです。
体をみせていただいて、どこがどのように硬いのか、どの動きで痛みが出るのかを確かめた時点で、だいたいの見立てが立ちます。今がどのくらいの状態で、どのくらいで変わっていきそうか。それを、施術に入る前にお伝えするようにしています。
痛みそのものと同じくらい、先が見えないことがしんどいからです。とくにお子さんのことでは、ご家族が「このまま続くのだろうか」「もうスポーツは難しいのだろうか」と考えながら毎日を過ごしておられます。見通しが立つだけで、その日から気持ちの置きどころが変わります。
もちろん、これはお約束ではありません。みせていただいた感じでは思ったより時間がかかりそうです、とお伝えすることもありますし、当院ではお役に立てそうにありません、とそのまま申し上げることもあります。分からないものを分かったように言わない、というのが前提です。経過観察と言われたあとの過ごし方について書いた記事もあわせてご覧ください。
やさしく触るだけ、というところ
足をやさしく触るだけで痛みがとれた、と書いてくださっていました。当院の施術は、強く押したり、ボキボキと鳴らしたりはしません。
痛みが出ているところは、すでにかなり過敏になっています。そこへ強い刺激を足すと、体はもっと守ろうとして硬くなります。ですので、体がゆるむ方向にそっと動かして、力が抜けていくのを待つやり方をとっています。施術の刺激の強さについてはボキボキが怖いという方へ書いた記事に詳しくまとめています。
そばで見ておられると、ほとんど何もしていないように見えます。これで変わるのだろうか、と思われる方が多いです。それを見て笑うしかなかった、と書いてくださったのは、そのギャップのことなのだろうと思っています。
膝だけを見て終わりにしない理由
太ももの前側の筋肉は、膝のお皿を通って、お皿の下の骨につながっています。この筋肉が働くたびに、お皿の下が引っぱられることになります。成長期は、骨が伸びていく速さに筋肉の伸びが追いつかないことがあり、その引っぱりがいつもより強くかかります。
サッカーは、走る・止まる・切り返すという動きが続きます。ボールを蹴るときには、蹴るほうの脚だけでなく、体を支えている軸脚にも大きな仕事が回ります。同じサッカーのお子さんの経過はサポーターを外すと痛んだ小6の記事にも書いています。
そして膝は、股関節と足首にはさまれた真ん中の関節です。足首が硬ければ、着地で逃がしきれない分を膝が受けます。股関節が動きにくければ、踏み込みの仕事を膝が肩代わりします。ですので当院では、痛むところだけでなく、患部のまわりと関連する筋肉を見きわめて施術しています。膝の痛みについては膝痛のページもご覧ください。
2週間練習をしてから、念のためにもう一度
この回でいちばん大事だと思っているのは、良くなったあと2週間ふつうに練習をされて、それから念のためにもう一度みせに来られた、という順番です。
痛みが引いた時点と、元の練習量にもう一度耐えられる状態は、同じタイミングで来るとはかぎりません。痛くないのだからいけると判断して、いきなり全部を戻すと、同じところを痛め直すことがあります。そのあたりは公式戦が近かったお子さんの記事にも書きました。
今回は逆で、2週間かけて練習に戻り、そのうえで確認に来られています。何も起きていない状態でみせていただくと、練習量が戻っても大丈夫そうかどうかがはっきり分かります。痛くなってから慌てて来ていただくより、こちらのほうがずっと安心です。
なお当院からは、次はいつ来てください、というおすすめはしていません。念のためもう一度、というのはご家庭で決めていただいたことです。回数券も置いていません。その考え方は回数券を置かない理由に書いています。
病院を探しておられた、ということについて
病院を探していたところ紹介された、と書いてくださっていました。お子さんの膝が痛むとき、まず医療機関でみてもらおうと考えられるのは自然なことですし、大切なことでもあります。
強い腫れがある、熱をもっている、痛めた脚に体重をかけられない、ぶつけた覚えがあるといった場合は、まず整形外科などで検査を受けていただくのが先です。骨や靭帯のことは、画像でないと分からないからです。
そのうえで、検査では大きな異常がないと言われたけれど痛みは残っている、というご相談が当院には多く寄せられます。そのときにどう考えるかは「異常なし」と言われた方へ書いた記事にまとめています。
回数について
今回は、受けていただいた翌日から練習に戻っておられました。ただ、何回で変わるかは受けてみないと分かりません。
痛み始めてからどれくらい経っているか、そのあいだ休めたかどうか、体のどこに負担が集まっているかで変わってきます。二回三回とかかるお子さんもおられますし、思うような変化を出せないこともあります。とくにお子さんの通院は、送り迎えをされるご家族の予定にもそのまま関わりますので、通う回数は少なくて済むほうがいいと思っています。オスグッドについての当院の考え方はオスグッドのページにまとめています。
※ご紹介した内容は、いただいたクチコミを個人が特定されない形で再構成したものです。経過や感じ方には個人差があり、同じ結果をお約束するものではありません。強い腫れや熱感がある、痛めた脚に体重をかけられない、しびれがある、急に強い痛みが出たといった場合は、まず整形外科などでの受診をおすすめします。
あちこち通っても良くならなかった方へ。こちらのページもお読みください。

院長・西山のコメント
お子さんのことでご相談に来られるとき、ご家族がいちばん知りたいのは、あとどれくらいで戻れるのかというところだと思います。ですので、みせていただいた時点で分かる範囲の見立ては、遠慮せずに先にお伝えするようにしています。良さそうなときも、時間がかかりそうなときも、同じようにお伝えします。それから、今回のように良くなってから少し経って一度みせていただけると、こちらもとても助かります。成長期のあいだは体が変わり続けますので、練習のあとだけかばっている、階段で手すりを使うようになった、そういったことに気づかれたら、ひどくなる前にお声かけください。